短歌

果てしなく続く未来に目を向けず「今」という乗り物に乗る日々


草刈りを何度やってもまた生える愛を上手に吸収出来る


新聞を一人占めするお爺さん九十歳の溜息響く


梅雨なんて素早く終わり夏が来る雨、雨、雨の毎日さらば


夏になり潮の香りが海へ誘う酷暑の予感的中させる